摂食障害(拒食症・過食症)の症状、カウンセリング、占い

摂食障害(拒食症・過食症)の症状、カウンセリング、占い

  

はじめまして。
心理カウンセラー・精神保健福祉士でライターのmizukiです。
この記事では、

  • 摂食障害(拒食症と過食症)の症状
  • 拒食症と過食症の診断基準
  • 過食症治療中のダイエットはとても危険
  • 摂食障害の治療はカウンセリングと薬物療法
  • 摂食障害の相談先としての霊能者・占い師

についてご紹介します。

更新日:2016.11.17

摂食障害という言葉を聞いたことがありますか?
摂食障害は、若い女性の5人に1人が悩んでいるとも言われています。
ダイエットや食事の過剰摂取により、食事量がコントロールできなくなるために、精神的・身体的に影響を及ぼしてしまう精神疾患です。

 

ですが、知名度があるようで意外と知られていない面も多いため、様々な誤解も生じています。
ここでは、摂食障害の症状と対策などについてご紹介します。

 

 

摂食障害とは

摂食障害とは、食に関するコントロールが困難になる精神疾患です。
摂食障害の症状は大きく2つに種類が分けられます。

 

ひとつは、拒食症、もうひとつは過食症です。
この2つの名前を出すと、何となくどのような病気か理解できる方が多いでしょう。

 

摂食障害に陥る原因は、様々なものがありますが、

  • 人間関係や急激な環境の変化などによるストレス
  • 無理なダイエット
  • 低血糖症

などから引き起こされると言われています。

 

 

拒食症と過食症

拒食症

拒食症の症状

拒食症とは、食べものを食べたくても入らない。
つまり、自分の意志とは関係なく、食事を受け付けなくなるという障害です。

 

多くは、ストレスや「もっと綺麗になりたい」という願望から、過度なダイエットを行ったために発症すると言われています。

 

拒食症になりやすい人

拒食症になりやい人は、他人から見たら十分痩せていて綺麗なのに、自己肯定感が低いと言われています。

 

自分自身ではまだ満足できず、「まだまだ痩せなければならない」という焦り気持ちがあり、追い詰められます。
食べることに強い罪悪感を持つようにもなるようです。

 

それを続けていると、やがて食べ物を受け付けない体になってしまいます。

 

過食症

過食症の症状

過食症は、拒食症の反対で、物を食べることにブレーキが効かなくなる障害です。
お腹が空いていなくても、大量の食べ物を食べなくては気が済まなくなります。
中には家中にある食べ物を食べつくすほどの症状が出る方もいます。

 

過食症には、食べたものを吐き出してしまう「過食嘔吐」と吐くことがなく、過食症上だけを繰り返すケースがあります。

 

過食症は、自律神経のみだれやホルモンの分泌異常が起こっている場合も多いようです。

 

うつ病、自殺に至る場合も…

食べたいという症状を抑えることが難しく、「食べ過ぎてしまった」という強い罪悪感からうつ病を発症する方もいます。

 

本当に悲しいことですが…過食症の最悪なケースには自殺を選んでしまう方も…。

 

拒食症と過食症の診断基準

拒食症の診断基準

拒食症の判断基準は、個人の身長と体重から割り出された標準体重より、15%〜20%以上痩せていると、拒食症と診断されます。

 

また、

 

  • 食事の味が分からなくなったり、
  • 35度以下の低体温になる、
  • 思考力の低下や考え方の偏り、無月経になる

 

などの症状が現れるようです。

 

過食症の診断基準

過食症の判断基準は、

  • 短期間のうち急激に体重や体脂肪が増え、
  • 一般的な量よりも明らかに多く食物を摂取したり、
  • 食べている間は食べることをコントロールできないという感覚がある

と過食症と診断されるそうです。

 

他にも、

  • 体重増加を防ぐために自分で喉に指を入れて嘔吐を促したり、
  • 過剰な運動をしたり、
  • 体重や体型の影響を常に受けていたりする

などの点があげられると言われています。

 

過食症の方は過剰に食べ過ぎてしまうので、もちろん体重がひどく増加してしまいます。
そういう自分の増えすぎた体重や、太ってしまった体型を気にしてしまい、
「自分が食べすぎたから、悪いんだ」
「こんなに太ってしまった私は、他のみんなと比べて醜いんだ」
などの考えで頭がいっぱいになってしまうということを、常に繰り返してしまいます。

 

つまり、自分の増えすぎた体重や太りすぎた体型の影響を常に受けているということです。

 

 

過食症治療中のダイエットはとても危険

摂食障害のやっかいな点は、周期的に拒食と過食を繰り返してしまうことが多いと言われています。

 

拒食症は過食症の前触れである場合も多いようです。
そのような不安定な状態で、何かしらの制限をかけてしまうダイエットはとても危険です。

 

なぜなら、過食症の症状、つまり、「食べたい」というコントロールが効かない状態のままだからです。

 

そのような症状を持ちながら絶食や激しい運動をしても、

 

  • その反動で余計にお腹が空き、
  • 再度過食をしてしまう

 

という悪循環に陥りやすいのです。

 

そんなことをしてしまうと、せっかくの治療も水の泡ですし、体への負担が余計にかかってしまいます。

 

過食症の人がダイエットを始めるには

  • 一定期間きちんと過食を止めることができ、
  • 一般的な食事量で満足できるようになり、
  • 欲しい食べ物があっても我慢できる状態になった

 

というときに、少しずつ行うことがベストなのだそうです。
専門家、医師に相談にしなができるといいですね。

 

 

摂食障害の治療はカウンセリングと薬物療法で

摂食障害は、心理的なストレスなどから引き起こされる場合が多いですが、
心と体は繋がっていますから、精神面の他に身体面も治療を行うことが重要になってきます。

 

摂食障害治療としてのカウンセリング

精神的な治療の方法には、カウンセリングがまず挙げられます。
摂食障害に陥った方は、ストレスや激しいダイエットによって、自身の自己肯定感が低い状態になっている場合が多いそうです。

 

自己肯定感が低いということは、誤った考えや価値観を取り入れてしまっているケースが考えられます。
その偏ってしまった考え方などを客観的に理解しすることで、今現在の自分が置かれている状況を把握して行くそうです。

 

摂食障害の薬物療法

精神面と身体面の治療のもうひとつの方法に、薬物療法があります。
摂食障害には抗うつ薬や抗不安薬、抗精神病薬を症状に合わせて使い分けます。

 

  • 食べ物に対する執着心やうつ状態を緩和するためには、抗うつ剤
  • 不安な気持ちを和らげるには、抗不安薬
  • 摂食障害が生み出す激しい衝動的感情や行動を和らげるためには、向精神薬

 

を使用するなど、医師が適切な処方を行います。

 

 

摂食障害の相談先としての霊能者・占い師

最近、摂食障害について霊能者・占い師・鑑定師に相談する人がいらっしゃるとか。

 

前世・過去世や、霊障害

 

といったスピリチュアルなことを扱ったりするようです。

 

 

本当に有能な霊能者・占い師・鑑定師は、

  • 相談を多く受けているため、コミュニケーション力が高く、
  • 癒しのオーラに影響されて会話するだけで心が軽くなる

といった口コミが見られます。

 

でも、本当に有能な霊能者・占い師をどうやって探せばいいのでしょう?

 

テレビにも出演するような著名な方は霊能者・占い師・鑑定師は予約が数ヶ月~数年待ちだったりします。

 

“電話占い”というサービスなら、
電話占いの公式サイトで霊能者らの得意分野・評価がサイト上に公開されています。

 

公式サイトには口コミが多数寄せられていますから、
本当に有能な方を選ぶ参考になります。

 

電話占いは、たいていの会社では通話無料は無料で、
電話占い会社によりますが、鑑定料として1分108~350円くらいがかかります(108円×20分なら2160円です)。

 

直接会わなくても、遠隔で

 

  • 波動修正
  • ヒーリング
  • 祈願祈祷

 

といった手法を使われます。

 

筆者の場合は主に仕事や人間関係のことですが、年に数回、電話占いヴェルニというサイトを利用しています。
ヴェルニは280名の霊能者・占い師が在籍していて、オーディションで選ばれた方々です。

 

霊視・透視、各種占術で、いつ頃摂食障害が回復するか、どんなことをすると回復が早まるか、といったアドバイスをもらえるかもしれません。

 

「半年後良くなりますよ」

 

そんな鑑定結果が出れば、気が楽になりそうですね。

 

電話占いヴェルニの特長は、こちらで詳しくご紹介しています。

 

摂食障害(拒食症・過食症)まとめ

“食”は私たちの生活に欠かせないものです。
そして、食べ物は私たちの心を満たしてくれます。

 

それはとても良いことなのですが、誤った使い方をしてしまうと危険なものにもなるのです。

 

何の疾患に関してもですが、摂食障害(拒食症・過食症)も早期発見・早期治療でおのずと回復は早くなります。

 

「最近、食べているときはつらさを忘れられて、食べ物に異常に頼ってしまう自分がいる」
「頑張ってダイエットをしていたら、明らかに食事がとり入りにくくなった」

 

などの兆候が見られる方は、少しでも早め受診を考えてみましょう。
きっと、解決の扉が開かれるはずですよ。

 

  

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